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ある夏の日、私の自宅には小学生になったばかりの親戚の男の子が遊びに来ていました。
少しばかりやんちゃなところが気になりましたが、とりあえず最低限の礼儀はわきまえていたので安心していました。
一緒に遊んだあとで私のほうが眠くなったので、少しだけ仮眠をとることにしました。
その間に、親戚の子供には私のiPhoneを触らせてあげることにしました。
インターネット接続は遮断した上で、ゲームアプリのみ起動することを条件にしていました。
私が目を覚ますと、そこには液晶画面が焼け焦げたiPhoneが置いてありました。
十中八九親戚のこどもの仕業だろうと思ったので、事情を聞いてみることにしました。
そうすると、虫眼鏡でiPhoneの画面を見ていたら急に焦げたなどと言い出しました。
結局のところ、虫眼鏡で集約された太陽光が原因だというわけです。
そこで、私は子どもの両親に対してiPhoneの修理費用を請求することにしました。
ところが、彼らは監督責任不行届を認めずに私が悪いと言い切りました。
修理費用は８万円以上かかりましたが、全て私が負担することになりました。
友人にプレゼントしてもらったiPhoneなので、修理費用が高くても元通りになってほしいと考えたのです。
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